強敵現る 続 | .:*:・':・'゜☆。.:*:・':・'゜★。.:*:・':・'゜☆。.:*・':・'゜ 日々の Blog ★.:*:

強敵現る 続

前回 の続きです。

続きにした事を後悔しています。たいした話ではありません。

 

先日会合がありまして、わたしもついて行ったわけです。

そこでのことです。

ある女性がいらっしゃいまして、わたしは彼女のことがずっと苦手でした。

地位もあり、キョーレツな威圧感のある方で、湯婆婆にそっくりなのです。(千と千尋の)

強欲な魔女のイメージ。老眼鏡をかければ、眼力さらにアップです。

20年前なら、間違いなく泣いてます。

 

会場について湯婆婆に会います、やいなや彼のライブが始まります。

湯婆婆は全く無関心なのに、止まりません。

もっと凄い話をすれば興味を持つと思っているのでしょう。

どんどん鼻は伸びていきます。

ついこの前、「NGOって何?聞いたことない」とか・・・言ってたくせに?

聞きたくない、恥ずかしい、この場を離れたい。

じりじりと後退していくわたし。

 

(一方的な)会話は、おうちの話になります。

「軽井沢にも家があるんですよ」

婆「そうですか」

はっきりした口調で、冷ややかにうなずく湯婆婆。

 

「いやー、たくさんありすぎて。売ってあげましょうか?(笑)」

 

「要りませんねぇ。時間もお金もありませんから。1円未満で!あはは」

 

なんだか胸がスッとして来ました。

これは、多分嫌味だろう。なのに嬉しそうにしている彼。

 

もうここで止めとけばいいのに・・・・


「芦屋にもあるんですよ」

婆「そうですか」

 

「・・・・芦屋に300坪なっ」

婆「そうですか」

 

「芦屋の坊ちゃんなんよ!」 (書くのが恥ずかしいですね)

 

 

「はぁ、そうですか~!似合いませんねぇ!!がはは

 

おぉ!!なんと!!でかい声ですね。

しかも、笑っているようで笑っていない。

完璧です。


わたしは震える肩をとめる事が出来ず・・・

そして彼は、肩を落とし・・・

 

もうその後何も言いませんでした。

気持ちよかった、本当に、気持ちよかった。 

 

湯婆婆という名の魔女に拍手喝采、弟子入り希望。

小事幸福。

単純最高。

特に利害関係がなければ、みんなこういう対応をするのだということを、分かって欲しい。

きっと、本人は気付かないでしょうけど。